こんにちは、管理栄養士のecoです。
みなさんは朝ごはんはどんなものを召し上がっていますか?
パン派、ごはん派、シリアル派いろいろなお好みがあると思います。
私自身昔から早起きが苦手で、朝ごはんをしっかり食べられずボーっとしてしまう、
ということもありました。
朝はどうして食欲が湧かない、、、という気持ちもとても良くわかります。
しかし、栄養の勉強をすればするほど、朝ごはんがとても大切な意味を持っていることを知り、
成長期の子どもたちには朝ごはんをしっかり食べてほしいと思い、
様々な工夫をしてきました。お陰で子供たちは驚かれるほどしっかり朝食を食べてくれます。
今日は、朝ごはんが楽しみになり食欲アップに繋がる、ちょっとした工夫を紹介します!
まずはじめは朝食欲を湧かせること!
保育園時代は、朝7:30には子どもを預けて仕事に向かっていたため
子どもたちははお昼まで4時間近く空いてしまう。
朝ごはんをしっかり食べなければお腹が空いてしまい、元気に遊べなかったり
機嫌が悪くなってしまいます。
なので、朝起きて素早く出せるように前の日に準備していました。
朝ごはんをしっかり食べられる第一歩は「食欲を湧かせる」こと。
まるでレースのような忙しい朝は、ごはんを簡潔に済ませたい気持ちもとても良くわかりますが、
朝ごはんが少し豪華だと、朝から嬉しい気持ちになり自然と笑顔になります。
毎日でなくて良いんです!たまに出てくるスペシャルモーニング。
私がやっている方法をご紹介していきます。
(朝から食欲が湧いて食べられるようになることが第一歩なので、栄養バランスは次の段階で!)
・テンションが上がる!見た目がかわいいごはん(既製品を使ってもOK)
・子どもの大好物を出す(たまに)
・ご褒美スイーツを添えてみる(ごくたまに)
・季節のフルーツをクイズにしながら答えの果物を出す
・週末に一緒にスーパーに行って好きなものを選ばせてあげる
ホテルの朝ごはんがヒント!
普段はあまりたくさん食べないのに、旅館やホテルの朝食バイキングを目の前にすると
いつもより食欲が湧いたことありませんか?カフェのモーニングも同じような感覚ですね。
環境や状況が違うので特別ということもありますが、
「食欲が湧く」という感覚はもともと自分が持っているもの。
家でも真似できることを取り入れて、食欲を目覚めさせていきましょう!
そこで今回は、忙しい朝にもできる朝ごはんメニューをご紹介します。
子どもが喜ぶ朝ごはんメニュー
**フレンチトースト**
※朝は時間がないので、前日の夜に作っておくのがポイントです!
①牛乳、砂糖(またはハチミツ)、卵を混ぜる
(平らなバットやお皿が作りやすいです)
②食パンを斜めに切り、①を染み込ませる
③フライパンにバターを引き、弱火でふたをして蒸し焼きする
④冷めたら冷蔵庫に入れて保管
⑤翌朝、トースターで温め直して、出来上がり!
トッピングでホイップを付けたり、チョコソースでお顔を書いたりすると
子どもたちは大喜び!
まるでカフェみたいなフレンチトーストが出来上がります。
**バナナジュース**
※材料は前の日までに切って冷凍しておきます!
※ブレンダーやミキサーが必要です(一人用のコードレスミキサーはおすすめ)
①凍らせたバナナを手で割る
②牛乳と砂糖(またはハチミツ)ときな粉を入れて、ミキサーにかけできあがり
朝なかなか食欲が出ないお子さんも、ドリンクなら口にしやすいと思います!
ドリンクの量を少しずつ増やすことが出来たら、ヨーグルトや果物といった
食べやすいものを出してみてください。
そのうち、朝食べる習慣がついてきて、食べる量が増えていくと思います!
**ミックスフルーツヨーグルト**
ヨーグルトにミックスフルーツ缶をかけるだけ!
簡単なひと手間ですが、ヨーグルトが華やかになり、子どもたちは喜んでくれます。
(ホテルのバイキングでも見かけたことがあります!)
桃缶、パイン缶、みかん缶など色々種類があるので
一緒に選んだものを朝ごはんに出してあげると、
きっと朝から大喜びですよ!
まとめ
今回は、お子さんたちが朝食欲が湧かない時の工夫についてご紹介しました。
朝ごはんをしっかり食べられるようになるには、
食欲を湧かせる工夫をを少しだけしてあげること。
すぐには無理でも、気長に続けていくことで段々食べる量が増えていくので
のんびり色々な食品を試してみてください。
少し大変とは思いますが、朝ごはんが楽しみ!と思ってくれる
お子さんの姿を思い浮かべながら、夜のうちに朝ごはんの仕込み一緒にがんばりましょう!
朝ごはんをしっかり食べて、一日元気に過ごせますように願っています!